サイクロン掃除機とは気流(竜巻)でゴミを分離できる掃除機
本格サイクロン掃除機の先駆者はダイソン
サイクロン掃除機とは、気流でゴミと空気を分離できる掃除機です。イギリスのジェームズ・ダイソンが先駆者として、サイクロン掃除機を広めました。
サイクロン式掃除機が登場するまで主流だった紙パック掃除機とは違い、こまめにゴミを捨てる必要がありますが、紙パックのランニングコストがかかりません。
サイクロン掃除機は微細なゴミも空気と分離できるという特徴から、フィルターが目詰まりすることなく、吸引力が低下しにくいという長所があります。しかし、元々の吸引力が紙パック式より弱いという短所があります。
サイクロン掃除機の人気の理由は、紙パックがいらないこと、ゴミが見えること
サイクロン掃除機の人気の大きな理由としては紙パックが不要という点です。その長所によって
・ランニングコストがかからない
・掃除機内にゴミが残らないために嫌な匂いが出ない
吸ったゴミが一目でわかるという点もサイクロン式掃除機の人気の理由の一つで、ゴミを小まめに捨てることにも繋がっています。
サイクロン掃除機と紙パック掃除機、なんちゃって(フィルタあり)サイクロン掃除機との差
先述した通り、紙パック式掃除機は微細なゴミを吸った際に目詰まりしやすく、吸引力が落ちてしまいます。しかし、サイクロン掃除機は微細なゴミも空気としっかり分離させることで、フィルターを目詰まりさせないため、吸引力が落ちることがありません。
しかし、中には“なんちゃってサイクロン掃除機”ともいえる製品があります。紙パックを搭載しない掃除機の中でも、サイクロン掃除機の特徴である空気とゴミの分離機能がついていない掃除機のことをいいます。この“なんちゃって掃除機”は紙パックを搭載することもできないため、フィルターがずっと汚れていってしまいます。そのため、吸引力は落ちてくだけでなく、汚い排気を出し続けるだけの機械となってしまいます。
サイクロン掃除機(キャニスタータイプ)購入後、満足のポイントはゴミを見れること、不満のポイントはゴミすてが頻繁で、ゴミが舞うこと
<購入者が満足されること>
◎ ランニングコストがかからない・・紙パックのような消耗品を必要としない、本体購入後はお金をかけずに長く使うことが出来ます。
◎ ゴミの掃除が楽・・基本的にどのメーカーの商品もワンタッチでゴミ捨てが出来るようになっています。
<購入者のやや不満>
△ゴミ捨ての頻度が増える・・掃除機内にゴミを貯めておくスペースが無いため、紙パックよりも捨てる頻度が多くなってしまいます。
△ゴミ捨ての際にゴミが舞う・・簡単にゴミ捨てを行なえる反面、ゴミ箱の中にゴミを捨てるまでの間に、ゴミが舞ってしまいます。
紙パックのコストを抑えつつ、気軽に掃除がしたいという方にはサイクロン掃除機がおすすめ
サイクロン掃除機よりも紙パック式掃除機の方が吸引力が強く、紙パック式掃除機と比べるとサイクロン式掃除機のデメリットが目立ちます。上記のようなデメリットを把握し、紙パックのコストを抑えつつ、気軽に掃除がしたいという方にはサイクロン掃除機はオススメです。
サイクロン掃除機とはということで基本的理解ができたところで、
購入後の評価の高い手堅いサイクロン掃除機を次ページでご案内していきます。