電気暖房器具(ヒーター)を手堅く選ぶ
昨年は、買うかどうか迷っているうちに、春が来てしまった。今年こそは買っておきたい。
そもそも、電気・石油・ガスのヒーターってどのような種類があって、コストパフォーマンスってどれぐらい違うのか。
でもできたら、空気が汚れない、あるいはオール電化ということもあって電気のヒーターを探したい。
けれども、ふたを開けてみると困ったものです‥売られている電気ヒーターの機種はアマゾンだけでも1,000機種を近くあり、その他ECサイトを加えると、さらに多くなっています。
家電検索では、各種販売されている暖房器具のコスパ・電気代などを比較しながら、購入後の評価の高い電気暖房器具をご案内していきます。
ご案内のステップ
スポンサーリンク
電気・石油・ガス、暖房のコスパ比較(電気代も)
オール電化で、電気ストーブしか使えないご家庭。あるいは一戸建てで灯油、ガスも使えるご家庭、居住タイプによってさまざまです。
では、一体、電気・石油・ガスで実際同じ熱量をつくるのにどれぐらいの費用がかかるのかコストパフォーマンスをまとめてみました。
エアコン 約10円
空気を圧縮して熱を作り出す仕組みヒートポンプの技術が年々高まっていて、限られた電気でより多くの熱を作ることができるようになっています。
電気代1kw=20円 暖房1.5kwh→電気代20円×1.5÷3(熱効率COP3)=約10円
※COPとはCoefficient Of Performance(成長係数)の頭文字をとったものです。特に冷暖房器具の省エネ性能を表す際に使われます。
石油(灯油)ファンヒーター 約15円
暖房1.5lwh→灯油代約14.5円+電気代0.5円
ガスファンヒーター 約22円
暖房1.5kwh→ガス代約21.5円+電気代0.5円
電気ヒーター 約35円
暖房1.5kwh→電気代20円×1.5=約35円
*室内温度を20度程度に維持するのに必要な暖房能力=1.5kwhを目安としています。
ということで、実は、熱効率が最も良いのは、エアコンで、悪いのは電気暖房ということになります。
部屋を効率的に暖めるのは、
<オール電化住宅の場合>
エアコンの設定温度低め、+電気暖房で、室温をあげてあとは、エアコンで維持する。
(エアコンは設定温度が高いほど、また、立ち上げ時に電気代がかかります。なので、はじめ室温をエアコンであげるときは、設定温度低めにし、頻繁に電源を切らないことがポイントです)
<オール電化でない場合>
灯油、ガスなどで一気に部屋を暖めて、あとは、エアコンや、灯油ファンヒーターで室温を維持する。
ひとつ覚えておく必要があるのは、エアコン以外の電気ストーブ(オイルヒーターも)がもっとも効率が悪いということです。なので、できるだけ熱効率のよい暖房で、全体をあたため部分的に組み合わせるのが最適ということになります。
スポンサーリンク
電気暖房器具(ヒーター)購入後のよくある不満
1.1年ぐらいで故障しました
すぐに故障する機種もあるようなので、不満評価の確認を良く行っておく必要があります。
安かろう悪かろうになりかねません。
2.音がとてもうるさい
ファンヒーターの中には、特にファンのまわる音がとても大きな機種もあります。このあたりも注意してください。
3.なかなか温まらない
購入後の不満のレビューを良く確かめて、暖房器具を選ぶことをおすすめします。
購入後の不満を確認したうえで、
次ページでは、暖房器具(ヒーター)をどうやって手堅く選んでいくと良いかについてご案内していきます。